今回のタイトルは、吉本新喜劇のお笑い芸人、池乃めだかのギャグの一つ、ケンカでボコボコにされた後、「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」の一説である。
なぜ、これを引用したかというと、5月8日に 橋下大阪市長に行った囲み取材で、毎日放送の女性記者がしつこくトンチンカンな質問をし続けて、反対に橋下市長に逆質問で反撃を受け、ボコボコにされてしまった。そして、最後に、この女性記者が言った言葉が、「まあ、これぐらいにしときます。」だった。
このニュースを見て、さすが大阪の記者、吉本新喜劇のギャグで逃げたな、と思ったのである。
そこで、調べてみると、大阪市が記者会見をYouTubeですべて公開し、「可視化」を行っていることが分かった。それも、全てのやりとりを恐らく、ノー編集で。
よくある話だが、放送内容が先にできていて、橋下市長のコメントをとってこいと言われた記者が答え難い質問をして、橋下市長でなければ「それは所掌外なのでコメントできない」と無難に言っていたに違いない。その場合、放送では「コメントできない」の部分のみを報道し、橋下市長が逃げているかのような印象にしたのではないか。
それを大阪市(橋下市長であると思われるが)の可視化により、阻止し、マスメディアに反撃している。
毎日放送の番組が、どのように放送されるか楽しみだ。まさか、編集を駆使した、捻じ曲げた報道はないだろうが(ちょっと期待している)。
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