三菱UFJフィナンシャル・グループが22日発表した2006年3月期連結決算は、景気回復などを背景に、税引き後利益が1兆1817億円となり、国内トップのトヨタ自動車(1兆3721億円)に迫る巨額の黒字を計上したらしい。また、他のグループも軒並み最公益を上げているという。
ところで、銀行の本来の役割とは何か?
自分の利益を確保することに重点が置かれ、顧客の都合を聞こうとしていないのではないか。資金を必要としている企業に必要な資金を提供するのが銀行の役割のはずである。ところが、サラ金に金を貸して、危険を回避して儲ける。預金者の金利を低く据え置き続けているのに手数料はたんまり取る。儲けのない両替には嫌味さえ言う。
こんな品格のない企業に国は、公的資金を注ぎ込んで、そのうえ粉飾決算までしたグループがあったのだ。こんな大手金貸しに対する痛いしっぺ返しはないものか…
人気blogランキングへ