以前このブログに、藤原正彦著「国家の品格」(新潮新書)の私評として次のように書いた。
「国家の品格」という書名は少し大袈裟過ぎるような気がする。「日本人の品格」ぐらいの方が良いのではないか…
そして先週、本屋で「日本人の品格」なる書を見つけた。(PHP文庫、岬龍一郎著)本書は、新渡戸稲造の『武士道』の解説を機軸に我々日本人が失くした最も大事なもの、大和魂の武士道精神の復活を述べている。これは、「国家の品格」と同じではないか…。
パクリ?と思ったが、注釈があり、「この作品は、1995年12月にKKベストセラーズより刊行された『新渡戸稲造 美しき日本人』を改題したものに加筆・修正した。」ということは、「国家の品格」の方が、パクリ?!
いやいやそんなはずはない…。私のブログを見て書名をパクッた?その方がもっとあり得ない!
しかし、『日本人の品格』曰く「人が人として守らねばならない”人の倫(みち)”を厳しく教える必要がある」ことは確かだ!!
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