国家公務員の志願者が大幅に減少しているらしい。官庁や自治体は、景気の良い民間企業に学生が流れたと見ており、「バブルのころに似てきた」との声も漏れる。
しかし、団塊世代の大量退職への対応と、近年採用を抑制してきた分の人材を確保する必要があるにも関わらず、このままの状態だと無能な者を採用し数合わせをせざるを得ない。最終的にツケは我々国民に回ってくる。
原因は、「官から民へ」「小さな政府」の小泉改革で、これからは役所では面白い仕事ができそうもないと感じて止めるよりも、公務員バッシングの煽りで民間より「給与が低い」「福利厚生が悪い」「社会的地位の低下」といった単純な理由であるように感じる。優秀な人に優遇措置や高給を与えても良いと思うのだが、安住の地で奢り、自らを破滅させた一部の官僚が国民の怒りを増幅させてしまったようだ。
政治家に頑張ってもらいたいと思うのだが、目クソ鼻クソだ!
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