--------------------------------------------
凛の国
−美しい日本の精神遺産
前野徹著(講談社+α文庫・686円税別)
--------------------------------------------
「戦後歴史の真実」の著者が再度、孫(若者)に対して語りかける。
「戦後歴史の真実」の「大東亜戦争は侵略戦争ではなかった」、「東京裁判で日本の歴史は抹殺された」、「マッカサー憲法を大事にしてきたニッポンの悲喜劇」、「日本人のよき伝統と精神を破壊した戦後教育」、「保守と革新を誤報し続けた戦後マスコミ文化界の大罪」、「戦後国会をハイジャック、憲法違反を続けた官僚勢力」などの論を展開。
本書は、第五章以降を読めば充分か…。
恐らく、今の自民党政治家の、いや、安倍首相のバイブル的存在のように感じるのは私だけか。
「愛国心」「教育改革」「憲法改正」
このままでは、日本民族の魂は子々孫々まで伝えることができないという、自己嫌悪と葛藤が著者の根底にあるのだろう。
--------------------------------------------
月に2〜3冊読んでいる中から、お薦めできる作品を書評として紹介させていただく。駄作が多い中、紹介させていただく作品は、コメントが辛口でも購入の価値有りなのでぜひ一読を!
人気blogランキングへ