山口県光市で99年4月に起きた母子殺害事件で殺人や強姦致死などの罪に問われた当時18歳の元少年の弁護人に対し、懲戒処分を求める請求が、全国で少なくとも3900件出されていることが分かった。06年の全国の請求総数約1300件の3倍に上るらしい。
橋下徹弁護士がテレビ番組で被告の弁護士に対して「懲戒請求」を呼びかけたたのが一因であるらしい。
一方、被告の弁護士4人が橋下弁護士を提訴。橋下弁護士はブログを通じて、被告の弁護士を「ふざけた主張をする」「カルト弁護団」「説明義務違反」などと主張。それに対して、被告弁護士側は橋下弁護士の主張について「業界で笑い話になる」と述べている。
はっきり言って、どっちもどっちだが、以前のエントリーにも書いたとおり、被告は、自分が中学1年のときに自殺した母への人恋しさから被害者に抱きついた。甘えてじゃれようとしたので強姦目的ではない。騒がれたために口をふさごうとしたら誤って首を押さえ窒息死させた。死後に遺体を犯した行為は、生をつぎ込み死者を復活させる魔術的な儀式だった。長女は泣きやまないので首にひもをまいてリボンの代わりに蝶々結びにしたら死んでしまった。どちらも殺意はなく、傷害致死罪に当たる。との被告弁護士の論理は、尋常ではない。
弁護士としての資質以前に、人間失格である。拠って、甲乙つけるとするならば橋下弁護士に軍配が上がる。
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